インフルエンザ予防

インフルエンザ予防に最適な食事とは

■なぜ免疫力が高まるのか?

免疫機能への効果が期待されている栄養素の一つ、
グルタミン。

グルタミンは小腸に働きかけ、免疫機能を高める
効果があることもわかっています。

■グルタミンはアミノ酸の一種

グルタミンは、体内で生成が可能な非必須アミノ酸と呼ばれ、アミノ酸の一種。
体内のタンパク質が分解されるのを抑えるはたらきがあり、
筋肉の維持に必要な成分です。

筋肉の成分は60%はグルタミンでできていると言われていますが、
激しい運動や手術、感染症などのストレス負荷がかかると、体内でグルタミンが使われます。

普段よりもグルタミンの需要が高まり、体内の生成だけでは間に合わなくなると、
グルタミンを多量に含んでいる筋肉から放出されていきます。

ストレス状態が長く続くと体内のグルタミンは欠乏状態になり、食品など外部からの吸収が
必須となるので、条件的必須アミノ酸と呼ばれています。

■グルタミンが小腸に働きかけ免疫機能を高める

グルタミンを摂取すると、小腸の機能が回復し、免疫機能も向上します。
小腸には、身体の免疫の60%以上が集中しているといわれています。

そのため、小腸の機能が低下すると、全身の免疫機能も低下し上手くはたらかなくなります。
そこで必要になってくる成分が、グルタミン。
グルタミンは、小腸の細胞の主な栄養源なのです。

小腸の細胞は、4日ほどで新しい細胞に入れ替わります。

小腸の栄養源であるグルタミンが不足すると、腸管にある絨毛(じゅうもう)と言う突起が
短くなってしまいます。

絨毛には、栄養素をキャッチして体内に吸収するはたらきと、細胞やウイルスを体内に
通さなくするバリア機能としてのはたらきがあり、絨毛が短くなると体内に細菌やウイルスが
侵入しやすくなってしまうのです。

小腸の機能が回復すると免疫機能も高まるので、

グルタミンはインフルエンザなどの感染症の予防にも効果を発揮します。

■グルタミンの効果

グルタミンは、さまざまな効果が期待されています。

■グルタミンを摂取するのに「生卵」が良いわけ

グルタミンを多く含んでいる食べ物には、さまざまな物があります。

小麦粉・肉・魚・卵・海藻・トマト。

ただし、グルタミンは熱と酢に弱いと言う性質があります。

40℃以上の熱を加えたりお酢と混ぜると、
変成してしまう為、加熱処理や酢を加えない
生で食べられるものからしか摂取できません。

林修の今でしょ!講座では、医師50人中37人が、
「たまごかけご飯」がインフルエンザを予防する
最適な朝食として番組内で紹介されておりました。

■グルタミンとグルタミン酸は全く違う成分です。

グルタミンとグルタミン酸は、名前が似ていますが全く違う成分です。

食品の栄養表示で見かけることもあるグルタミン酸・グルタミン酸ナトリウムは、
日本では馴染みのある「うま味」の一つです。

グルタミン酸の主なはたらきは、GABAと言う脳の興奮を鎮める成分を生成する他、
神経伝達物質としての役割が大部分になります。

一方、グルタミンは、グルタミンシンテターゼと言う酵素の働きによって、
グルタミン酸とアンモニアから生成される成分です。

筋肉、小腸、免疫細胞、肝臓など、全身のエネルギー源として必要な成分となっている為、
グルタミンが不足しているときには直接摂取した方が吸収が早く、効果も高いとされています。

インフルエンザなどへの予防のために、ぜひグルタミンを取り入れてみましょう。
インフルエンザに感染してしまったら、身体の免疫機能だけでは回復できなかったり、
重度の副作用を引き起こしてしまう可能性もあるので、早急に医療機関を受診しましょう。

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