こだわり

カンタキサンチン(合成着色料)

答)

カンタキサンチンは、自然界に存在する物質で、カロテノイドと呼ばれる物質の一種です。

1950年に食用キノコの中に含まれていることが発見され、フラミンゴ等の赤色羽毛や、
サケ、マスからも検出されています。

ギンザケ、ニジマス等の養殖の際に、飼料中に添加し、肉質の色調強化に使用されたり、
養鶏では、鶏肉になるブロイラーの肉質の色調強化に使用したり、鶏のエサに入れ、
卵黄の色調強化に使用している業者さんも実際におられます。

※日本一こだわり卵の親鶏には一切カンタキサンチンを与えておりません。

答)

カンタキサンチンは、鶏やギンザケ、ニジマスの飼料に使用が認められています。

これは農林水産省において、飼料の安全性の確保及び品質の改善に関する法律
(昭和28年法律35号)に基づき定められています。

今般、農林水産省において飼料添加物カンタキサンチンに関する飼料一般の成分規格を
改正し、鶏、サケ科魚類及び甲殻類への使用の規制を検討しているところです。

また、米国、EU諸国においても鶏、サケ、マス等の飼料に使用されています。

答)

我が国においてカンタキサンチンは食品添加物として指定されていないことから、
食品の着色料としてカンタキサンチンを添加することは禁止されています。

なお、EUおよび米国等で食品添加物として認められています。

答)

カンタキサンチンは、自然界に存在する物質であり、食用キノコ、サケ、マスの他、
コイ科、ボラ科等の魚類、緑藻類及び甲殻類に含まれると報告されています。

しかし、飼料添加物として使用されている
カンタキサンチンは合成されたものです。

※天然飼料にこだわる日本一こだわり卵にはカンタキサンチンを一切使用しておりません。

近年、石油から作られた「カンタキサンチン」と呼ばれる化学合成物質をエサに混ぜて与える
養殖場や養鶏場も増えています。

ところが、石油から作られた着色料の化学合成物質は、網膜剥離などの問題点が指摘され、
欧米ではとくに養殖鮭が危険視されています。

また、海面養殖場には脂肪に蓄積されやすい発ガン性物質のPCBやダイオキシンが自然界の
数倍から10倍残留していると言われています。

更には、あるアメリカの大学では、養殖鮭の毒性レベルを研究しており、スコットランド産や
ノルウェー産などの養殖鮭は年に3回以下、カナダ産やチリ産の養殖鮭は年6回以上
食べるべきではないと
(『THE JOURNAL OF NUTRITION』誌135号・2005年11月)で発表しています。

答)

我が国では、カロテノイド系の飼料添加物としては、カンタキサンチン以外にカスタキサンチンが
マダイ、ギンザケ及びニジマスの飼料に、βーアポー8’ -カロチン酸エチルエステルが
鶏の飼料に添加が認められています。

また、食品添加物としては、指定添加物としてβーカロテンやビタミンA等が、既在添加物として
アスタキサンチンを主成分とするエビ色素、オキアミ色素、カニ色素等の使用が認められています。

βーカロテンやエビ色素等の着色料は、こんぶ類、食肉、鮮魚介類等には使用しては
ならないと使用基準が定められています。

答)

厚生労働省では、内閣府食品安全委員会における食品健康影響評価結果に基づき、
食品中の残留基準値について薬事・食品衛生審議会において検討しており、
以下のとおり残留基準値(案)が取りまとめられました。

食  品 基準値案(ppm)
サケ科魚類 20
いくら及びすじこ 20
鶏の筋肉、脂肪、肝臓及びその他の内臓 10
鶏卵黄 25

答)

農林水産省において、飼料の安全性の確保及び品質の改善に関する法律(昭和28年法律第35号)
に基づき定められています。

その成分規格は、現在「鶏、ギンザケ及びニジマスに対して、飼料1トン当たり、80g以下」
となっていますが、今後、サケ科魚類及び甲殻類についても規制を拡大し、以下のとおり
改正することを検討しています。

対象動物 飼料中の含有量
採卵鶏 飼料1トン当たり8g
ブロイラー 飼料1トン当たり25g
サケ科魚類 飼料1トン当たり80g
甲殻類

答)

カンタキサンチンのADIは、内閣府食品安全委員会での食品健康影響評価により、
0.025mg/kg体重/日と設定されました。

詳しくは、食品安全委員会のホームページの「食品健康影響評価について」
を参照してください。

ADIとは、人がある物質の一定量を一生涯にわたって摂取し続けても、現時点での科学的
知見からみて、認むべき健康への悪影響がないと推定される一日当たりの摂取量で、
通常、体重1kg当たりの物質量で示され、例えば、mg/kg体重/日として示されます。

ADIの設定にあたっては、動物実験等において毒性学的なすべての有害な影響が
観察されない最大の投与量(無毒性量:NOAEL(No Observed Adverse Effect Level)を
決定し、この数値を安全係数で割って求められます。

安全係数は、無毒性量に対して、更に安全性を考慮するために用いる係数で、
通常、動物実験のデータを用いて人への毒性を推定する場合、動物と人との種差として、
「10倍」を、さらに人と人との間の個体差として「10倍」の安全率を見込み、
それらをかけ合わせた「100倍」を安全係数として用います。

従ってこのADIは、有害な量を示しているものでなく、安全な摂取量を示したものです。

また、人が一生涯にわたって摂取し続けても、認むべき健康への悪影響がないと推定
される量であることから、ある一日にADIを超えても健康への悪影響があるものでは
ありません。

※日本一こだわり卵は、悪影響がないと推定されるカンタキサンチン(合成着色料)でも、
 今後も一切使用致しません。

答)

食品については、国産食品の場合、都道府県、政令市、保健所設置市及び特別区において、
輸入食品の場合、各検疫所でモニタリング検査が実施されます。

また、飼料については、飼料工場等への検査を実施している独立行政法人肥飼料検査所等
において検査が実施されます。

近年、日本一こだわり卵と同じようなオレンジ色の卵黄をした卵が出てきております。

その同じような「卵」。
しかし、その卵はカンタキサンチン(合成着色料)を使用していない卵なのでしょうか?

私の知りうる限り、同じ色した卵には、ほとんどカンタキサンチン(合成着色料)が
含まれております。

当社の日本一こだわり卵が統一したオレンジ色の卵黄をしていないのは、
カンタキサンチン(合成着色料)を使用していないためです。

しかし、なるべく統一した色にするために、
季節等で天然飼料の配合を変えたりして努力しております。

これからも、天然飼料にこだわり、カンタキサンチンは一切使用しない事を誓います。

ご安心してお召し上がりください。

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